高級感がある美しい金や銀の糸製造
明治32年に金箔製造業として発足したカタニ産業は、創業から110余年にわたり、世界に誇る製箔技術を駆使しながら箔の世界を作り上げてきました。
伝統にとらわれず、時代に合わせて新たな可能性にも果敢にチャレンジし、国内外を問わず織物や工芸のみならず、家電や自動車、建材や印刷、化粧品に至るまで、様々な分野に製品を提供しています。
その中に一つに銀糸があります。
美しい銀の輝きは金属的な冷たいイメージがあるかもしれませんが、実際には品があり、高級感や優雅さを兼ね備えています。
濃い色合いのものや淡い色合いのもの、あるいは光沢のあるものと無いものなどがありますが、同じシルバーでも雰囲気がかなり違ってきます。
そのため用途に合わせて使い分けることができます。
この銀糸の製造方法は、アルミ蒸着や純銀蒸着を施したポリエステルフィルム素材を中心に製造していきますが、ポリエステルフィルム素材以外にも、パール調偏光フィルムやホログラムフィルムなど、他のフィルムを使って製造することもあります。
これら各種フィルムを着色コーティングしたり、ドライラミネート加工したりして、銀糸は作られていきます。
また、カタニ産業では銀だけでなく、金糸も製造しています。
金の場合は、西陣織などに使用される金箔を箔押したもので、圧倒的な美しさと存在感があります。
金や銀の特殊な糸の注文については、必要に応じて受注加工が可能です。
興味のある方は、公式サイトから問い合わせてみると良いでしょう。