耐火金庫は事情に応じて選びたい
金庫があれば安心であり、耐火性があればなお安心ということになりますが、大事なことは置く場所や用途などその事情に応じて機種や機器を選ぶということになります。
まずは、金庫ごと泥棒にさらわれるようなものでは耐火金庫であっても、役には立ちません。
場所によっては金庫そのものの重さも考える必要があります。
そして肝心な耐火性ですが、普通は30分というようなものが多くあります。
火に耐えられる時間ということですから、いざというときに30分以内で消化が可能ということが目安となります。
万が一のとき、金庫の中のお札が使えない状第になると元も子もなくなります。
その点を考えて選ぶことが必要であり、一般論としては用心のため60分を選んでおきたいところです。